VFX PHOTO RETOUCH

VFXフォトレタッチ

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「オフィスをベーカリーショップにして下さい」

①3DCGで制作されたモノトーンのオフィス画像です。クライアントから提供されたデータでした。

②ベーカリーの素材写真を用意します。

③3DCGで作製した什器と家具、イラストで描いた商品と背景を合成します。それから光回りの描き込みを行い、室内の色温度を調整して完成です。

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「はい。この部屋をモデルルームして下さい」

①クライアントの担当者がコンパクトデジカメで撮影した、歪んだ写真です。竣工間近のマンションの一室。

②まず画像ソフトで垂直の歪みを取り除きます。
次に3DCGソフトで家具、調度品をモデリングします。

③モデリングした画像をレンダリングした後、画像ソフトで質感を仕上げていきます。

竣工後のライフスタイルを提案します。

竣工後の物件では、完成した写真を使用することが、不動産公正取引協議会の通達で要請されています。つまり完成予想図は使用できないとされています。
かといって各タイプ別の居室に本物の家具を入れて施工するわけにはいきません。
さて、ここで対面販売をおこなう場合は、お客様に対してライフプランの提案として提示するのは問題ありません。
お客様にスマホなどによる撮影(複製権の侵害にあたります)をご遠慮いただければ、妙な誤解を生む事もありません。
これによって、かなりのコストダウンに成功した事例です。

②と③を合成し、さらに画像ソフトで床の映り込み、光を配置して再度調整を重ねて仕上がりです。
室内光で照らされたシックな画像ができました。

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「はい。この部屋をモデルルームして下さい」その2

①弊社カメラマンが撮影したマンションの一室。
注目すべきは室内光で撮影しているので、色温度が約4,000K(ケルビン)の暖色になっていることです。

②歪みがないので、そのまま3DCGソフトで家具、調度品をモデリングします。

③モデリングした画像をレンダリングした後、画像ソフトで質感を仕上げていきます。

②と③を合成し、さらに画像ソフトで猫とカーテン植栽等を加え、再度調整を重ねて仕上がりです。
①で述べた通り今回は室内照明は点灯していません。昼間の設定なので太陽光の色温度5,500K(ケルビン)で調整しています。

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「バラバラの写真をつないで、フローリングの色を変えて、背景入りでパノラマ写真にして下さい」

①現地の担当者が複数枚の写真を撮影されました。ベランダに露出を合わせているため、背景は白飛びしています。

②複数枚の写真をステッチソフト(画像をつなぐソフト)でつなぎ合わせます。かなり湾曲しているのが分かります。

③湾曲している絵を専用ソフトで、水平に近づけるように調整後、床の色を変更し背景写真を別途合成して完成です。

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「美味しそうなシズル感を出して下さい」

①どういう経緯でこうなったかはわかりませんが、東京のカメラマンが撮影した写真データが送られてきました。
実は鉄板は冷えていて、ふだん引くべき牛脂もないとのことでした。
グランドメニューに掲載されるにも係わらず、おいしそうに見せてほしいというご依頼でした。

限りなく本物に近い表現をしました。
画像ソフトを駆使して、色相・彩度を調整しハイライトを描き加えました。
油の気泡と湯気はCG合成です。