リクルート

絵を描くスペシャリストとして歩む幸せ。
AIの時代だからこそ専門家になりませんか。

10〜20年後、AI・ロボットの進歩と共に労働者の仕事が49%失われると言われています。
しかし、いくらAIやAGIが発達しても、クリエイティブな発想が必要とされる仕事は失われることはありません。
私たちはイラストレーション制作の道を追求し、プロとして、専門家として、作業よりも創造する仕事に取り組んでいます。
今後はより進化した、情感に訴えるビジュアルを求められるでしょう。

何より「絵」を描くのは、楽しいですから。

イラスト・リオ仕事のスタイル12の考え
新たな仲間に知っておいてほしいこと

1.腕を磨くより眼を鍛える。

技術やノウハウを磨くより、
優れた眼を磨く方が10倍上手くなる。

1枚の良い写真を30分以上じっくり分析して、何らかの法則を発見した経験はありますか。
古今東西の巨匠たちも写生するとき、被写体とキャンバスを8対2の割合で見ていたといわれます。
現代人の私たちは素晴らしい写真を吟味し、眼を鍛えることが大切です。そして物の本質までが見抜ければ、必ず美しいビジュアルが制作できます。
子供は自分の頭の中にある絵を描く傾向があり、稚拙ながら可愛いものです。
精神科医もこれを利用して、患者の深層心理を探ります。
自らの精神世界を丸裸にされるわけです。これは恥ずかしい。
だからこそ、精神武装をするために、優れたカメラのように
眼を鍛えることが重要なのです。

2.コミュニケーション。

確実に上手くなる方法論としての、
会話力が不可欠。

私たちの目標は、クライアントの期待を超える作品を生み出すことであり、そのためには、クライアントの抽象的なイメージを具体的な絵へと変換する技術が必要です。
これには、クライアントとの深い対話能力、資料や参考写真の要求、社内イラストレーターとの積極的なコミュニケーションが求められます。
結局、クライアントや専門家との円滑なコミュニケーションが、目を引く素晴らしい作品を創出する鍵となります。このプロセスを通じて、真に上手な絵を制作するための確かな方法は、会話力にあると言えるのです。

3.より専門的に、より広い知識を。

深い専門技術は、広い知識に支えられています。
美しいビジュアル作りのために。

専門の知識と技術はあくまでも手段で、目的ではありません。
私たちの目的はクライアントの先のお客様へ、美しいビジュアルを通して購買意欲を刺激することです。
目的達成の手段として幅広い知識と情報が必要です。そのためイラスト・リオでは定期的に勉強会を行っています。

初心者が特定のスキルやノウハウに夢中になるのは悪くはないですが、それが過ぎると、視野が狭くなってしまいます。
視野の狭い人の制作したビジュアルは醜悪です。
あなたの専門技術に直接関係のない事柄にこそ、あなたを飛躍させる問題解決のヒントが膨大にあるのです。
学生のうちに幅広い知識の吸収した人は成功するでしょう。

4.表現者は優秀な読書家。

表現者はインプットするから
アウトプットできる。

初心者のうちは給料の10%、中級以上は20%をめどに本を購入すれば良いと、旧 埼玉銀行の井原隆一氏が強く勧めています。

ノウハウ本から画集、技術本、マーケティング、自己啓発、そしてデザートとして漫画も良いでしょう。
作品の奥深さもたくさんの知識に裏付けされています。
ググるより本を読みましょう。先輩に聞きましょう。
そしてたくさんインプットしましょう。
素晴らしい表現者は作品の中にたくさんの知恵を盛り込みます。そしてその知恵は、膨大な知識によって生み出されるのです。

5.個の力からチームの力へ。

個人の技術力はチームでこそ開花します。

実務では一人の天才ができる仕事量と質には限度があります。
一度に複数の仕事が受けきれない、または急ぐと画質にばらつきが出てしまいます。
これでは顧客の要望に応えることができません。
そこで私たちは、いち早く分業化に着手し、チームで制作する体制を構築しました。
チームには円滑なコミュニケーションと強い絆で結ばれていることが大前提です。

個人の力量を高めるには、専門性を重視した方が、楽しく効率的です。
そして高い力量を待っている者同士がチームとなって、次の課題に挑戦するのはエキサイティングな毎日です。

6.スキルとセンスとキャリア。

スキルとセンスはキャリアで輝きます。
才能なんて関係ありません。

スキルとセンスは、キャリアを通じて真価を発揮します。
「才能は必要ない」というのが私たちの信念です。
才能は生まれ持つもので、人の能力の僅か1%から3%を占めるに過ぎません。
しかし、才能とは異なり、センスとスキルは学習と実践により無限に磨くことが可能です。
キャリアとは、厚生労働省によれば「時間をかけて継続すること」を意味します。
地道な努力と時間をかけることで、スキルとセンスは更に発展し、描画技術は深まります。
重要なのは、向上心を持ち続け、自己研鑽に励むことです。

7.プロのスピードと技術。

「速く描くには、上手くなる。上手くなるには、
いっぱい描く。いっぱい描くには、速く描く」
※アニメ SHIROBAKOより

プロにとってスピードは最も重要なスキルです。
まずはスピードを身に付ければ、技術は後から付いてきます。
クリエイターはスピードの壁を一つ一つ乗り越えて技術を磨いていきます。
スピードや技術は、一朝一夕に身につくものではありません。
一人前になるには10年掛かると言う人もいますが、イラスト・リオではそれを3〜5年で習得してもらいます。
そこからはデジタル時代のクリエイターとして存分に大暴れできます。

先輩の表現力の真似をし、コミュニケーションを高めることで、あなたのスピードと技術は格段に上がるでしょう。

8.現代のデジタル職人になる。

人間はそもそもデジタルです。

指折り数えて1から10まで表現できますが、指で3.14は表現できません。
そもそも人を含めて動物の脳は、デジタル的であるという指摘があります。

「私はアナログ人間なので」と言う人は、新しいものを吸収する意欲が無いことを、言い訳にしているにすぎません。

絵筆を持つ手が液晶タブレットに変わっても、魅せる技術の中に職人技は確かに存在します。
地道な知識と技術の積み重ねが、いずれ現代の名工を生み出します。

9.産みの苦しみと達成感。

結局クリエイターは褒められたい。

超一流と呼ばれる人たちは、自ら茨の道を歩んだ人たちばかりです。そしてそれを、むしろ楽しんでいるのです。
一般職や営業職とは違い、クリエイターは無から有を生み出します。つまり産みの苦しみが伴います。
あなたが生み出した作品にクライアントが驚き、賞賛してくれた時、あなたは何にも代えがたい達成感を得ることができます。
そして何よりの賛美は、描いた絵がその目的を果たしたときです。目的とはクライアントの先のお客様の購買動機を刺激することです。そして描いた物件が完売したときです。
最終的にクリエイターは褒められたい。これが本音です。
だからこそ、茨の道を歩み、産みの苦しみを楽しむのです。

10.今どき、お茶くみ?

最大のホスピタリティーから感性を学ぶ。

制作物に愛情や、おもてなしの心が加わってこそ、クライアントやその先のお客様にとって魅力的ものに変わります。

そこでお茶くみという昭和の遺物のような言葉の登場です。
心からスタッフをねぎらい、感謝の意を込め、お客様へお飲み物をお出しすること。

サラリーマンには、悪いイメージのあるお茶くみでも、クリエーターにとっては十分、感性の学びがあります。
ホスピタリティーは相手に対する思いやりの感性です。
クライアントに依頼された制作物が、心ない自動販売機から出てきて良いはずがないからです。

11.著作物の意識を持つ。

手間賃や時間給の自縛から解き放れよう。

私たちの制作物は全て著作権法で保護されています。
そして制作物の価格はクライアントに対する著作権許諾料です。
著作権許諾料とは制作物である著作物の使用を相手に許すことで得られる金額のことです。

例えば、日本地図も著作物です。勝手に使用すると著作権法違反にあたるため、私たちは国土地理院に使用料を支払います。
手間賃や時間給で制作物の価格を決めるのは、ナンセンスです。
制作熟練者が3時間で仕上げる作業を、初心者が3日間かかるとすれば、熟練者より初心者の方が、時間給が高くなって不合理です。

あなたは手間賃と時間給の罠にはまっていませんか。
共感と満足を得る仕事である事と、著作権を意識しましょう。

12.知らないことを完全に潰す。

「解った気になること」の罪悪。

人に教えてもらうのは良い事ですが、「解った気になる事」が大きな問題です。
打合せに行った際に、先方の説明が私たちのイメージと全く同じであるはずがないのです。納得できるまで、根掘り葉掘り聞きましょう。絵に関係ないことも含めて。(むしろこれが重要です。)
顧客や先輩の指示を聞いて、メモを取っているのに、実際には全く指示通りの仕事ができていないことが起こります。
クリエイターにとって致命傷になります。制作以前の問題です。
これこそ「解った気になる」最大の自己満足です。
これは今さら聞けない基本的なことを、知らないままにしてきたツケなのです。日本人特有の「空気を読む」のは罪悪でしかありません。
話しの腰を折ってでも、割り込んで質問する勇気を持ちましょう。

【まとめアドバイス】
今すぐ入社を決めないでください。
これらは学生時代にクリアしましょう。

12の考えを熟読していただけましたか?
知らなかったことが、いくつかあったと思います。学校や前職では、ずいぶん勝手が違うかも知れません。
あなたの考えがアップグレードすると、あなたの周りも変化します。
私たちは、あなたと仕事がしたいと思っています。
だけど、あなたの準備ができるまで、私たちはずっと待っています。
勢いで将来を決めるのは良くないことです、じっくり人生計画を見直しましょう。あなたの輝く未来のために。

学生時代にクリアしたいソフト3選
2年もやれば一人前!

Windows、MacOSともに使用できる
無料または安価なソフト。

1.Blender モデリングソフト(無料)
2.UE5 リアルタイムレンダリングソフト(無料)
3.Adobe PhotoShop フォトプラン (学生プラン)

なかでもUE5が一推しです。本格的なゲーム制作もできるソフトで遊びながら学べます。

【コラム】
選んではいけない会社。3つの特徴。

投資コンサルタントがズバリ見抜く、
今後伸びないヤバい会社。

1. 挨拶しない会社
 お客様のお越しの際、社員が無関心な会社。
2. 晴れている日、傘立てに残り傘がある会社
 玄関の傘立てにすら、管理ができていない証拠。
3. 土足禁止エリアがある会社
 土足禁止は会社と自宅を混同しているので問題あり。

引用:レオス・キャピタルワークス 藤野 英人氏
   テレビ東京 カンブリア宮殿より